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オーラルフィジシャンチームミーティングとは

オーラルフィジシャンチームミーティングの様子

予防歯科の第一人者と言われる山形県酒田市の日吉歯科診療所の熊谷 崇先生が日本全国から、オーラルフィジシャン認定診療所の歯科医師、歯科衛生士、歯科助手を集めて行う予防歯科の学術大会です。

毎年、海外から予防歯科の最先端といわれる、スウェーデンやアメリカなどから特別講師を招いてます。日本全国から約500名の予防医療従事者が集まり、酒田市のホテルが全て満室になって飛行機が特別便になるほど、予防歯科では知らない人はいない有名な学術大会です。たのうえ歯科医院 予防・矯正・総合クリニックは2010年から毎年、全スタッフをオーラルフィジシャンチームミーティングに参加して予防医療を学び続けています。

オーラルフィジシャンとは

口腔ケアをする歯科衛生士

日本語に訳すと、歯科内科医です。今までの、歯科医療は虫歯が出来ると削って詰めることをするのが、歯科外科医です。

歯科内科医は、虫歯が出来ると原因を考え再発をしない様に患者教育をする先生。予防の方法を処方し、健康な人を悪くならないように予防教育をする先生です。

田上は歯科医師、歯科衛生士はもちろん、歯科助手も歯科内科医と思っています。それは色々な立場で患者教育をするからです。地域の開業医として入れ歯やインプラント、抜歯や削って詰めること、その技術は大事なことです。田上は歯科医師として当たり前、最低限のことだと思っています。

しかし、日本の歯科医療保険制度は出来高制で、天然歯を守っても医療費は0円。削って詰める、抜歯をすると収入になります。カットオフポイントといわれる、削るか?削らないか?のギリギリの診断をする時、削ると診断すると収入源になります。
削らないと診断すると収入は0円です。

たのうえ歯科医院 予防・矯正・総合クリニックでは、カットオフポイントは全て削りません。「虫歯治療は遅く。歯周病治療は早く!」虫歯治療は削って詰める。歯周病は口腔ケアを指導する。という従来の考えに対しての言葉です。

無駄な治療の排除

患者に模型で説明する歯科衛生士

オーラルフィジシャンは、虫歯も歯周病も口腔ケアを優先します。初期の虫歯は口腔ケアを改善すれば、進行が停止するので初期の虫歯は治療しません。だから初期虫歯は無駄な治療として、全て排除しています。

当院には定期検診に来る患者さんが、かなり多くいらっしゃいます。初期虫歯の人を虫歯と診断して、診断基準を少し変えると修復医療がすごく増えます。そして収入もすごく増えます。しかし、医療はお金儲けではありません。

患者さん方には今まで宣伝をしていないので気が付いてないと思いますが、たのうえ歯科医院 予防・矯正・総合クリニックは徹底して無駄な治療を排除して、本当の医療を目指しています。

歯科医療の本質を見る

たのうえ歯科医院 予防・矯正・総合クリニックの診療室

「医療の本質は疾患を無くすことであり、疾患を治療することに重きをおくべきでは無い。」と常々思います。この日本の出来高制の歯科医療の矛盾に、たのうえ歯科医院 予防・矯正・総合クリニックは徹底して逆らっています。徹底して無駄な治療を排除する。すなわち一番の収入源を排除しても歯科の経営が成り立つことを、後輩歯科医師に教え伝えています。

田上は歯科医師として、たのうえ歯科医院 予防・矯正・総合クリニックの院長として、常に歯科の本質を見ています。良い歯科医療とはなんだろう?24歳で歯科医師になり、右も左も分からず、その時に闇雲に目指した良い歯科医師とは何だろう?

25年臨床の通して、その答えがオーラルフィジシャンにあると感じます。医療は暖かく、医学は厳しくこの情熱ご理解下さい。